国土面積の約3分の2を森林に覆われる日本は、世界有数の森の国です。
木は成長過程で二酸化炭素を吸収し、
木材として利用することで長期間貯蔵が可能です。
木材利用は、脱炭素社会の実現を推進する要素の一つと言えます。
しかしながら、日本の林業は輸入材などに押されて厳しい状況におかれ、
荒廃した人工林は自然災害の一つの要因になっています。
川崎市は、典型的な木材消費地である特徴と強みを生かし、
国産木材の利用促進・普及を図ることを目指し、
平成27年に川崎市木材利用促進フォーラムを設立しました。
国や、地域の森林と密接な関係を構築し、
都市にしかできない国産材利用、林業活性化への取り組みを行い、
脱炭素社会の実現に寄与します。