来る10月28・29日、川崎駅前にあるラゾーナ川崎プラザでは市民向け木育イベント『川崎駅前優しい木のひろば』が開催されました。
このイベントは、例年当フォーラムの会員企業や行政部会会員およびその地域の木材関連事業者の皆さんが出展団体として協力いただいています。今年は14の会員が出展団体として、たくさんの木に関するコンテンツやイベント企画、ワークショップを運営いただきました。
全国の山側の自治体職員や事業者の方々が、出展団体として一堂に川崎に集まるこの貴重な機会に、山側と都市の事業者同士の関係を深める場をつくれないか。
そんな思いから、イベント期間中に『優しい木のひろば交流会』を企画。
出展団体同士、または出展団体とフォーラム会員を中心とした都市側事業者との交流を図り、今後の木材利用にかかるビジネスに活かせる情報の共有やネットワークの構築を目指します。
会場となるラゾーナ内の施設「プラザソル」には、山側の林産自治体および地域の事業者によるブースを準備、ここを都市部の事業者がめぐる形式とし、プレゼンと対話の時間をご用意しました。
都市側事業者からは事前に聞きたいことを受け付けていたこともあり、それに応えられるよう、どの自治体ブースも実物の角材やたくさんの資料を準備いただきました!
当日は、川崎市内外の建築設計・工務店・施工会社を中心に都市部の事業者にお集まりいただき、フォーラムの有馬会長の挨拶から、交流会がスタート。
「山側、都市側事業者のいずれかが一方的に話をし、一方が聞く」という形式ではなく、互いに接点がなく聞きたいけど聞けなかったこと、疑問に思っていたことをじっくりと対話することができたようです。
『この材は〇〇といった用途に向いているので✕✕施設に使いやすい』
『直接発注するにはどこに連絡したらいいのか』
それぞれのブースで話す内容は様々だったようですが、いずれのブースも白熱しつつも、和やかな雰囲気でした。
参加者の皆さんからは、今後のビジネスに活かせそうな情報をたくさん得られた、非常に有意義な機会だったといったお声もいただきました。
展示会とは違って、ゆっくり、じっくり話ができる環境であったことも、参加いただいた皆さんからは好評だったようです。
今回の結果を活かして、山側の林産地と都市側事業者との連携を深め、新たなビジネスに活活用できる機会を提供できるよう、フォーラムとしての取り組み事項を検討し、形にしたいと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、出展団体の皆様は、遠方からお越しになりイベント準備運営に加えて交流会の対応もあり、本当に大変だったと思います。
多岐にわたる協力をありがとうございました!