7月18日(火)に、川崎市役所第4庁舎 ホールにて、総会を開催しました。
会場およびZOOMによるオンラインで、多くの会員の皆様にご参加をいただきました。
フォーラムの会長である有馬先生よりご挨拶。
これからの都市と生産地の連携、資源を活かすための木材利用の促進に向けてフォーラムを盛り上げてほしい、と会員に向けてご参加いただいていることへの感謝と労いのお言葉を述べられました。
続いて、福田市長がご挨拶。
木造高層ビル建築など、フォーラムに参加いただいている会員をはじめ、知恵の繋がりによる進化ができていると感じる。
今後も日本から木材利用の技術発信ができるように、川崎市として誠心誠意取り組むという意思表明と共に感謝のお言葉を述べられました。
福田市長より株式会社AQ group様へ感謝状贈呈が行われました。
日本初の木造軸組み工法による5階建てモデルハウスを川崎市内に建築し、多くのメディアに取り上げられ、国産木造利用の普及促進に貢献されたことに感謝の意を表しました。
続いて、事務局より昨年の活動報告です。
「各種会議の開催」、「浜松市との連携事業」、「国際木材活用webセミナー」、「WOODコレクション」、「川崎駅前優しい木のひろば」など木材利用の意義を伝える取組を報告。
「川崎駅前優しい木のひろば」の機会を捉え、林産地自治体・事業者と都市部事業者をつなぐ交流会を実施し、顔が見える関係値づくりのきっかけとすることができました。
続けて、今年の事業計画の承認が行われました。
総会と運営委員会、行政部会、作業部会の予定について報告。
「川崎駅前優しい木のひろば」は、来年川崎市制100周年を迎えることから前年度のプレ事業として関連イベントと組み合わせて実施。
「林産地現地見学会」は、行政部会でツアーの実施希望自治体を募り、フォーラム内で展開を検討。
続いて、フォーラム会員によるプロジェクトについて説明が行われました。
プロジェクト化のメリットを提示後、本日議決いただくプロジェクト案の一覧を紹介。
「公共施設の木質化推進に向けた定期連絡会」、「音楽×絵本で子どもたちに木育を伝えよう」、「木竹遊具シェルターを利用した執念記念提案」、「学び舎周年記念木質空間づくり」の4つの提案内容を説明し、各プロジェクトが承認されました。
続いて情報提供として、林野庁林政部木材利用課 日向課長補佐より建築物の木材利用に関する制度や動向、最新情報についてご講演いただき、また、国土交通省住宅局住宅生産課木造住宅振興室 高梨課長補佐
からは住宅生産行政の最近の動向についてご講演いただきました。
最後に、藤倉副会長より閉会のご挨拶。
フォーラムは多くの会員の協力により、国産木材の利用を促進するための様々な取組を進めてきた。
今年度も4つの新たなプロジェクトが承認されたため、更なる国産木材の利用促進に期待したい。
また、森林環境贈与税の動向をはじめとした様々な木材利用に関する取組が加速されていることにも期待している。
本日の林野庁、国交省からの情報提供による知見を活かして、今後も木材利用に取り組んでいく。
川崎市は市制100周年を迎えるが、これからも住みよい、働きやすいまちづくりを目指していくと意思表明と共にお礼のお言葉を述べられました。